変動損益計算書を活用しましょう!

変動損益計算書は、すべての費用を、売上に伴って増減するか否かにより、「変動費」と「固定費」に分けて表示した損益計算書です。

 

変動費とは、売上に連動してかかるコストのことで、仕入れや材料費、商品の発送費などがこれにあたります。

 

固定費とは、売上がゼロでもかかるコストのことで、会社の家賃や社員の給料などがこれにあたります。


また、変動損益計算書は、下記のようなストラック図と呼ばれるものに、書き換えることができます。

経営者の意志決定に役立つという意味では、通常の損益計算書よりも優れています。

 

売上に対する変動費率や固定比率、限界利益率を容易に把握することができ、
①目標利益を達成するためには、売上はいくら必要か?
②社員を採用し、売上が伸びることによって利益はどうなるか?
といったシミュレーションが簡単にできるようになるからです。

 

変動損益計算書を活用して、経営の意思決定に役立てましょう!